第二十二番 慈照山
真福寺(広島県真言宗教団)
御本尊 弘法大師
御真言 南無大師遍照金剛
御詠歌 いつくしみ てらすみほとけ しんぷくじ みろく大日 遍照金剛
縁起
当山は、福王寺の創立当時(八一一)弘仁二年に福王寺山麓周りに四十八坊の末寺があったが、幾星霜を経て、戦国時代の寺領等の変遷、江戸以降安芸国一円における真宗等への改宗があったりしてその遺坊も残り少なくなり、規模も小さくなった。昭和四十七年、当時その四十八坊の中の二坊、即ち、長福寺(大日堂)と大文寺(みろく堂)を合併し、一寺が建立されたので、福王寺より弘法大師尊像を迎えて本尊とし、単立寺院として開創された。当山は福王寺参道の途中になり、福王寺別院の役目をなしている。
【巡拝ガイド】
安佐コースの巡路 21福王寺→ 22真福寺→ 23明光寺薬師堂交通便
バス 可部勝木飯室・三段峡方面行き「中大毛寺」下車徒歩7分(JA亀山支所、雄飛店の間の右に向いて上がり、林道と出会う。左に曲がり上がると右側に真福寺がみえる。)(現状は無住なので納経は二十一番福王寺で受けるようにされてある)タクシー JR可部駅より15分(1300円)可部上市より10分(900円)