第十一番 医王山
養徳院(曹洞宗)

養徳院

御本尊 東方薬師瑠璃光如来
御真言 おんころころせんだりまたうぎそわか
御詠歌 東方の 薬師如来の名を聞けば 病も治り 心やすらぐ

縁起
 当山は、 昭和二十年八月六日の原子爆弾の投下により市内堺町一丁目養徳院の堂宇一切を全焼致しましたが先住職が出征の時、本堂の下に安置いたしました。復員し掘出し、幸い御本尊薬師如来御本尊様は無事安泰だったので、住職始め近親者皆感涙いたしました。在家故柿原政一郎様の寄附に寄り養徳院は現住所に移転いたしました。
 寿光院一華貞柳大姉 溝口柳、誠光院殿玄機道節大居士 柿原政一郎、祥雲院蘭渓為芳大姉 柿原為 右三方中興開基とする。
 先住は戦後昭和四十二年病床に伏すまで広島戦災供養塔のお世話をさせていただいて降りましたが昭和五十二年遷化致しました。現住職が仮本堂において微力ながら現在に至っております。
 当山薬師如来尊像は人皇神武天皇より五十九代宇多天皇寛平六年頃年月不祥海中出現の如来にして其の由緒ははっきりとは分かりません。
御霊仏の薬師如来である仏は東方のけがれない世界と云い、御本尊様は約四百五十年位たっており立像としては、めずらしいと先住から聞いております。
 薬師如来とは読んで字のとおり「クスリの師の仏さま」です。
【巡拝ガイド】
広島市内コースの巡路 59薬師禅寺→西広島駅乗換(宇品線)→宇品三丁目→11養徳院→52法眞寺
交通便
広電 (宇品三丁目)下車徒歩10分
住所
〒734-0004 広島市南区宇品神田3丁目1-8 TEL 082-251-1579
近くの札所
50地蔵寺、54多聞院、61妙光寺、