第八十五番 金光山 徳寿寺(曹洞宗)

徳寿寺

御本尊 金石地蔵菩薩
御真言 おん かかか びさんまえい そわか
御詠歌 四つの辻 六つの巷を 一筋に 導きたまえ 弥陀の浄土へ

縁起
 厳島の住人霧島十五郎と言う人あり。子供のないことを愁い、常に仏神を祈ること年久しく、或る夜の夢に、上川竹林にて光明の輝けるを奇意に思い、一心に礼拝していれば、菩薩申す、汝年来の願いおこたらず、今一子を授くべしと告げ給い夢さめた夫婦は竹林の辺に行き石の地蔵尊を堀り出した。信心弥増し程なく男子出生し成長し力量骨格他に類なき力士となった。此の尊像を帰依し奉り供養する。依って正徳五年末の春、今の堂宇を創建した。信者も日に増し多く、堂宇の狭きため、創建者の円室智鏡禅尼托鉢をし、手づから岩石にのみをふるい井戸を掘る等、境内地の寄附者等ありて拡張し、石仏も遍じて次第に、金石地蔵尊とならせ給う。例年八月二十四日を縁日とし、実に菩薩の大慈大悲深重にして、霊験のあらたかなること滄海よりも深く、当日は、先祖供養、心願成就、水子供養等のため、大法要を終日修業いたし、多くの参拝者があり、賑わいます。坐禅会、読経会、茶道、書道などの指導もあり、年中参詣者があります。
【巡拝ガイド】
宮島コースの巡路 72存光寺→85徳寿寺→フェリー→広島駅北口
交通便
宮島桟橋から徒歩5分(老人10分)
住所
〒739-0513 廿日市市宮島町上西連741-1 TEL 0829-44-2061
近くの札所
1大願寺、72存光寺、86宝寿院、87大聖院、88弥山本堂