第二番 明王山恵光院
法泉寺(真言宗醍醐派)
御本尊 不動明王
御真言 なうまくさんまんだ ばざらだんせんだん まかろしゃだそわたや うんたらた かんまん
御詠歌 ありがたや あくまをごうふく なしたまい われらをまもりたもう ふどうそん
縁起
明治初年の開基、初代の住職が不動明王をおまつりして、後の世の為にと人助けを始め佐伯八十八ヶ所、五十四番目の霊場として多くの参拝者があり、大正初期に、弘法大師をお迎えして、現地より五十米奥の所に建立された。二代住職が昭和四年秋より当寺を興隆以来六十有余年、川端のお大師様として親しまれ、昭和五十年より現在の住職が水子地蔵尊を安置し毎月供養日十四日、又年に一度、八月十七日に先祖供養・水子供養の燈籠流しの供養祭などで祈願所として参拝者の多い霊場である。
年に一度、柴燈大護摩供養(火渡り)旧暦の三月二十一日、毎月二十八日は護摩供養をして現在に至っている。