第八番 三宅山 親王院
圓明寺(高野山真言宗)
御本尊 如意輪観世音菩薩
御真言 おん はんどめい しんだまに じんばら うん
御詠歌 意の如く ほうりん転じ 福徳を さづけたまえる 観音の寺
縁起
大同年間、弘法大師空海の開基にして、本尊如意輪観世音菩薩は、弘法大師御作と伝えられている。
徳川末期迄は伽藍広大にして、末寺が十二坊あった大坊であったが、明治維新の廃仏毀釈にて廃寺同様となっていた。
時の正覺院住職、隆海和尚が再興に努力せられ現在に至る。
境内には、西の御室、厳島大聖院にて遷化された、一品任助法親王の供養塔が、建立されている。