第九番 大日山
金剛院(高野山真言宗)
御本尊 大日如来
御真言 おん あびらうんけん ばざら だどばん
御詠歌 もろびとの 願いをみたす いまもなお 大師はいます いしうちはらだ
縁起
金剛院は、現在の廿日市市宮島町宮島に(五重の塔の麓辺り)仁寿二年(約千百年前)に建立されていたが、石佛山遍照庵主常廣重右衛門が宮島町より懇請し、明治十年二月本尊大日如来不動明王の入佛式を挙行し現在に至る。
石佛山遍照庵は(現在の金剛院)弘法大師を本尊としてお祀し、石内の御大師様と称し近郷に信者が多く、毎年旧暦の三月二十一日春の大祭には多くの方が参拝されます。
尚遍照庵は江戸中期元禄時代に、大信法師が開祖したものと伝え聞く。昭和十九年八月十三日火災に遭い宝物、書類等全焼したるため詳細不明。
裏山に霊験あらたなるミニ四国八十八ヶ所の本尊、お大師様の石佛がお祀してある。
【巡拝ガイド】
佐伯コースの巡路 80玉照院→ 9金剛院→広島駅北口交通便
バスセンター発高速4号線経由免許センター行、「石内原田」下車徒歩5分バスセンター発高速4号線経由 ジ アウトレット広島行、「石内原田」下車徒歩5分
西広島発五月が丘団地行「五月が丘2丁目」下車徒歩13分