第十三番 美能山 牟尼院
善光寺(広島県真言宗教団)
御本尊 釈迦如来
御真言 なうまくさんまんだ ぼだなん ばく
御詠歌 善き人の 教えはとわの 光なり 心の水を澄まし 道行く
縁起
当山は昭和の初旬、六月六日西原覚如法尼が突然釈迦如来の霊感を得て覚位に上り、釈迦牟尼教会を設立、衆正済度に献身されたに始まる。その時、不動明王、十一面観音、淡島大明神、誕生仏を入仏開眼、昭和二十五年四月本尊釈迦如来、弘法大師、薬師如来を、二十七年には千手観音を多くの信者の帰敬によって入仏開眼なされ、昭和二八年には、かって弘法大師空海が千二百年の昔、行中に宮島より歩いておいでになったと伝えられる現在地を境内地と定め、昭和三十一年、本堂庫裡を建立、美能山善光寺として名実共に調うたのである。毎年四月八日の花まつり他、各諸神諸仏の入仏記念日には大祭が営まれる。寺よりの眺望はすばらしく、日々釈迦如来へのざんげのいのりがささげられている。
【巡拝ガイド】
東西コースの巡路 84淨心院→ 13善光寺→ 14誓願寺交通便
JR 広島駅発可部方面行「三滝駅」下車徒歩10分広島バス 大学病院発三滝方面行「三滝駅入口」下車徒歩5分